毎月、ご利用者のご自宅に訪問し、体調の確認や最近の出来事など色々な話を伺っています。
最近、よく話題に上がる話が高校野球のお話です。
今年の代表校は『熊本工業高校』でした。
残念ながら2回戦で敗退してしまいましたが、1回戦、2回戦ともとても良い試合で、最後まで目の離せない試合だったと思います。
2回戦の試合が終わった数十分後、私が担当しているご利用者からお電話がありました。
電話に出ると第一声目、
『熊工、負けちゃったね~。すごくいい試合だったのにね~。』と。
前回の訪問の際、何気なくサラリと話した
『私、熊工出身なんですよ。』
と言う言葉を覚えていて下さり、電話を掛けられたとのことでした。
ご利用者やご家族との会話の中で
『この間の○○はどうでしたか?楽しかったですか?』
といった会話などの時
『よく覚えとったね~』
と嬉しそうに話される事があります。
自分の話をしっかりと聞いて貰えている
という事はとても嬉しいことなのだと、
今回、逆の立場で身を持ってそのことを感じる事ができました。
身を持って感じる事ができたことで、
今後も今まで以上にご利用者お一人おひとりの話をしっかりと傾聴し、
ご利用者が安心・安全に在宅生活を送れるように、
寄り添った支援をして行きたいと思いました。
居宅介護支援事業所 吉岡