白川の里の実践ブログblog

健康

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 先日、政府が7つの都府県に対して緊急事態宣言を発出しました。

いよいよ、私たちの身近にも感染のリスクが迫ってきたという緊張感を覚えました。

私達の仕事は、重症化しやすい高齢者の方を対象としてますので、当然のことながら可能な限りの予防策を講じております。

ところで、通所系のサービスにおいては、ご利用者やご家族に協力を頂きながら、安心してご利用頂ける様に努めておりますが、それでも心配で自ら利用を自粛されている方もいらっしゃいます。

そのような状況の中、先日1ヶ月以上利用を自粛されていた方が利用を再開されました。

その方は一人暮らしなのですが、目に見えて歩行能力などのADLが低下しており、ご本人も「フラフラする」と筋力の衰えを自覚されており、最初は不安そうにされていました。

しかし帰る頃には、久しぶりに馴染みの方々と談笑し「楽しかった。やっぱり白川の里に来ていっぱい笑うと元気になる。」と仰っていました。

「健康」とは身体的な面をいうのではなく、精神的にも健康でなければなりませんし、私達の仕事はまさにその部分をサポートする役割を担っているのだと改めて実感した出来事でした。

これからも、地域の高齢者の皆様が安心・安全にご利用いただくために、あらゆる対策を講じると共に皆様の「こころとからだの健康」を支える一助となりたいと思います。

 

在宅福祉課 課長  東憲昭