白川の里の実践ブログblog

お雛様によせて

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今、ユニットにはお雛様が飾られています。

そういえば、うちにも小さなお雛様があります。母が押絵を習っていた頃、大きな貝を使って作ったものです。

「昔はおもちゃなんかなかったから、はぎれを使って絵にしたり、お人形の服や髪飾りを作ったりして遊んでいた。」と言いながらその当時も押絵に精を出していました。

母は家政学校に行っていたので、手先は器用です。私が小さい時にも、貝に布を貼り合わせ中に鈴を入れ、紐をつけて今でいうキーホルダーのようなものを作ってくれました。私はそれをランドセルに付けて学校に通っていました。

母に限らずご利用者の方たちも大事な思い出や経験をお持ちだと思います。お雛様を見ながら、古き良き時代のお話を若い人たちに繋げていけたらと思いました。

 

北館2丁目 介護職 池田千穂美