今日は、あるご家族とのやりとりを通して嬉しかったことがあったので、紹介させて頂きます。
先週、入居者A様の娘様にお電話した時のことです。
A様は、5/28に病院から白川の里に入居され、まだ1か月しかたっていません。
このコロナ禍でのご入居ということで、娘様に施設内の案内やA様の居室やユニットを直接見て頂くことはできず、もちろん、A様との面会もできていません。私自身も、直接お会いしたことはなく何回か電話でやり取りさせて頂いた程度です。
そのような状況の中、ご家族は心配で不安だろうなと思いながら、担当者会議開催の為の意向や要望を電話越しに尋ねました。
すると娘様は
「な~んもありません。もう安心してそちらにお任せしとります。病院にいる時は不安で眠れんかったんですが、白川の里に入ってから毎晩よく眠れるようになって。寝酒もいらんくらいです」と笑いながら話してくださったのがとても印象的でした。
私は、1か月という短期間で娘様がこんなに信頼してくださるのが不思議でたまりませんでしたが、考えていく中である結論に至りました!!
それは、「チームケアが上手く伝わった」ということです。
まず、入居申し込みから入居受け入れまで、生活相談員が親身に関わってくれたこと、
対応してくれた事務所の職員の感じが良かったこと、
入居初日、吉良先生から医療体制についてしっかり説明してくださったこと、
入居後しばらくして、A様の食事の摂取状況が悪い中、介護職、NS,PT,管理栄養士、歯科衛生士がそれぞれの視点から協力してアプローチをしていき少しずつ改善されていること、
また、ユニット職員がA様の写真に手紙を添えて娘様に送ってくれていたこと、
このような一つ一つが娘様のあの言葉に繋がったんじゃないかなあと感じ、うれしくなったと同時に、他のご入居者のご家族にも同じように安心をお届けしていかないといけないなあと思いました。
7月から、少しずつ面会が始まっていきます。実際に面会にきて頂く中で、がっかりされるなんてことがないよう、さらにチームケアで頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
施設福祉課 課長補佐 森園