白川の里の実践ブログblog

ご入居者とのコミュニケーション

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先日、副食をよく残されるN様に食べて頂きたくてお声かけをしたところ、会話の中で野菜の話になり、農業をされていたと話して頂きました。N様は「野菜は家でなんでも作っていたよ」「便利な機械はなかったから大変だった」というお話をして下さいました。

 私の実家も農業をしており、子供のころ嫌々手伝いをしていました。その時に使っていた昔の農具、猫伏(ねこぶく)や振りこを思い出しお話しすると、「大豆や小豆を天日干しするときによく使っていたよ」「夕立が降ると大変だったもんな」と懐かしそうにお話しして下さり、お食事の話の時よりも活きいきと笑顔になられました。

 実家の話が役に立って嬉しく思いましたが、日頃ついお食事の話ばかりしていたことに反省しました。

ご入居者に『なんでも話せて楽しい人』と思って頂けるように、農業の話だけではなく、いろいろな話の引き出しを作って、たくさんのご入居者とコミュニケーションをとっていきたいと思います。                                                              

                                管理栄養士  丸山さつき