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環境の大切さ

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環境の大切さ 

先日、遠くに住む弟と久しぶりに話をしたときに昔のことを思い出しました。弟は小学2年生のときに腎臓の病気になり6年生まで長期入院をしていて、お見舞いに行くと、美味しくないといってよく食事を残していました。病状が落ち着いたころ自宅に外泊できるようになり、母は慣れない減塩食を作りました。私は薄くて味のない食事をあまり食べませんでしたが、弟はニコニコしながら、「美味しい美味しい」と食べていたことを思い出しました。バランスがよく、薄味でも工夫してある病院の食事ではなく、家族みんなでワイワイと話しながら食べるという環境がとても大切だったんだなぁと思います。

   施設での食事は、ご自宅でご家族と一緒に食べる雰囲気と同じようには難しいため、慣れ親しんだ料理や季節を感じられるような料理、先日の行事等で提供する豪華な料理など、施設での食事を美味しく楽しんで食べて頂き、ゆっくりのんびりと過ごしていただけるようにしていきたいと思います。そして、よりよい環境にするために、何が出来るのかを考えていきたいと思いました。                                 

                                                                                                                          管理栄養士 丸山 さつき