白川の里の実践ブログblog

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令和5年9月13日、白川の里では「敬老の会」がありました。東館2丁目は西館2丁目と合同で写真館を計画しました。

“写真館に何を作るか”悩みましたが、以前からやりたかった事が1つあり、西館2丁目に相談しました。自分が以前訪れた場所でものすごく感動し、その一部だけでも切り取り、ご入居者に肌で感じて頂きたい。目だけではなく音やにおい等五感を使って、いつもと違う雰囲気を味わっていただきたい。という思いからでした。

西館2丁目より「やりましょう」と返事を頂いた時は、とても嬉しかったです。後は、自分が感じた感動を“どのように近づけて再現させるか”が課題です。予算内でどう工夫していくのか。また、西館2丁目の“やりたい事”も一緒に出来るよう考え、一部屋の中に、写真スポットを最低3か所作るように皆で考えた末、作れるものはどうにか作ってみようと決まりました。数が必要で、色んな方を巻き込み、作成が始まりました。それが8月のお盆前でした。風鈴を1つ1つ作り、ご入居者に一言、又はお名前を書いて頂いたり・・・

それから月末まではとにかく必要数の確保と、他のブースの必要物品の準備や作成など、あっという間に日にちが過ぎていきました。

前日になり、いよいよ完成の時を迎える日、お昼からカンファレンスルームに集まり黙黙と作業します。木枠を介助員の方に依頼し、出来上がってから飾りつけ開始です。お忙しいであろう管理の方々も巻き込み、部屋の前を通る色々な方を巻き込み、西館や東館の職員も巻き込み、そして、西館、東館のご入居者の皆様にもご協力頂き、皆様のご協力のもと、夜までかかりましたが、その部屋は写真館へと変貌を遂げる事が出来ました。

一人では決して出来なかった事だったけれど、たくさんの方々に助けていただき完成させる事が出来ました。また、一人のアイデアでは限界があります。イメージを伝え、いろんなアイデアを出していただき工夫する事が出来ました。

当日、ご入居者の皆様や職員の皆様の笑顔を見て、大変だったけどやって良かったと思いました。

                            東館2階 ユニットリーダー 上田智子