先々月、西館2丁目で敬老祝賀会が開催されました。敬老の日は入居者の方々へ日頃の感謝を伝えると共に、これまでとこれからの長寿をお祝いする日です。そのため行事のなかでも特別大切な日だと考えていました。また、私にとっては入職して初めての行事になります。担当入居者様が当日に着られるお洋服を選ばせていただいたときは「私の選んだお洋服を当日に身に付けていただくことになるんだ」と思い、緊張しました。
当日、ユニットに入ると、テーブルの並びが普段と違っていたり壁の飾りが完成されていたり、テーブルにはお品書きや豪華なナプキン、名札などがセットされていて、とてもきらきらした雰囲気に胸が高鳴りました。
入居者様に、楽しく特別な時間を過ごしていただくんだという上司の方々の思いが伝わってきて、そのために様々な工夫が施されており、本当にすごいなと思いました。
会は賑やかな雰囲気だったので安心しました。いつもとは違う時間を過ごしていただいたことで、入居者様の緊張している様子やお食事を美味しそうに頬張る姿など、普段は見られない入居者様方の表情が見られました。
行事は非日常を味わっていただく大切な日ですが、毎日が入居者様方にとって貴重な一日です。日頃のケアを通して「ここにきてよかった」と思っていただけるように、上司の方々にアドバイスをもらいながら日々精進していきます。
西館2丁目 介護職 松﨑 七海