晴れやかな青空の広がり、青葉が映える季節になりました。
日頃より、若草学園拠点の運営にご理解とご協力を頂き、厚くお礼申し上げます。
令和7年度より、児童発達支援センターおひさま(児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問)と、相談支援センターいちばん星(計画相談、巡回相談、ペアレントプログラム事業)は、共に地域支援部としての機能の充実を図り、大津町地域の障がい児福祉の向上に努めてまいります。
この度、センター長に就任いたしました伊豆野良栄と申します。
よろしくお願いいたします。
私は、30数年間、自閉症や発達障害のある子ども達を中心とした療育現場、成人期を迎えた重度自閉症の方の生活支援、療育相談、相談支援などを行なって参りました。微力ながらも、 現場で培った知識や経験を活かしつつ、子ども達一人ひとりが持っている無限の可能性を伸ばしていけるよう、職員全員で心を合わせ、子ども達の成長を見守り、支え、学び合いを大切に導いていけるよう取組んでいきたいと思います。
幼少期〜学齢期は、睡眠、食事、排泄、日常生活動作、運動、遊び、学習、コミュニケーション(ことばの発達)等々、たくさんの感覚刺激を受け(そのような環境や機会を与えることが大切)、自分で出来たこと(自己有用感)を繰り返しながら育っていきます。
幼児期の脳の育ちは、5歳までに90%を占めるため、急速に発達していきます。また、残りの10%を思春期にかけて、ゆっくりと育っていくと言われています。
児童発達支援センターおひさまの子ども達や相談支援センターいちばん星のご利用保護者の皆様にとって、「心の拠り所」のような場所でありたいと思っています。また、そのような場所であるために最も欠かせないことは、子どもに関わる全ての事業所と家庭との連携が欠かせません。
親にとっての子育ては、大きな喜びであり楽しみであると同時に、時には大きな困難に直面することも多々あります。私たちはお子様を中心に保護者の皆様に寄り添い、共に育ちあう温かな関係を築いていくことが必要だと思っています。
子どもを真ん中に置き、自然の中で五感を刺激し、人との関わりを楽しい出来事にあふれる場所であり続けたい、子ども達が自分自身の人生を豊かに生きていけるよう、意思決定を大切に、色々な意味での自立を促していきます。
どうぞ1年間宜しくお願い致します。
児童発達支援センターおひさま
相談支援センターいちばん星
管理者:伊豆野良栄