若草学園の実践ブログblog

支援に対する思い(No2)

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前回、放課後等デイサービスの活動の中でリラクゼーションのお話をさせて頂いていました。そこで専門的な知識を得るために熊本県子ども総合療育センターの定期支援をお願いしていたことの続きのお話をさせて頂きます(^_-)-☆ 

児童の様子をビデオで見て頂いてからの指導があり、専門的な目で見られてのアドバイスがありました。一人一人のその子に合った活動内容を細かく指導して頂き、とても深く学ぶことができました。筋緊張の強い児童には、肩・腕上げの例ですが、「A君、ここが鼻だよ・おでこだよ・・・」と少しずつA君の肘を軽く支えてあげてA君自身に顔を触らせると、いつもは硬かったA君の腕が自然と動いていき、自らの顔を触ることが出来ました。

A君と先生は初めて会ったのですがとても初めてとは思えないような体の動きや反応で、二人の間には初めてとは思えないような信頼関係が生まれているように感じられました。A君にとって先生の声かけは何をするのかどんな風にすれば良いのかなどが分かりやすく、安心して任せられると感じられるものだったのではないかと思いました。その時に「声かけ・信頼関係」の大切さを改めて感じました。それ以後、私もA君に伝わりやすい声かけの仕方を意識してきました。明日はお楽しみの外出があります。A君が不安なく過ごせるようにA君に伝わりやすい声かけを意識しながら反応を注意深く見守り、信頼関係を築いていきたいと思います。

若草学園通所部 

放課後等デイサービス

おひさまぷらす  森崎