若草学園の実践ブログblog

たくさんの方々に感謝

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 先日のブログに登場させて頂いた私ですが…今年度、熊本県の新任初任者研修で事例発表をさせて頂きました!

 始め、このお話を頂いた時、人前で話すことが苦手な私は「私には無理だな…」と思いました。でも「やってみたいな」という思いも正直ありました。

 子どもたちと過ごす中で、「苦手なことを少しでも出来たと感じて欲しい、出来たことを増やして自信をつけて欲しい」という思いで関わっています。子どもたちには「頑張って」と言うのに自分は苦手なことから逃げていいのかな…?という思いや、苦手なことを少しでも克服したいという思いから、受けさせて頂くことにしました。

 「ストレングス(強み)視点を取り入れた実践事例」ということで、あるご家庭とおひさまでの取り組みについてお話しさせて頂けないか、保護者の方へお尋ねすると、快く受けて下さいました。

 資料を作成し、担当の方とやり取りをしながら…研修の日が近づいてきます(>_<)

 通勤途中の車の中やお風呂の中で練習の日々(笑)前日の夜は緊張で眠れず、当日はいつも誰よりもよく食べるのに食事が喉を通らず…(笑)時間になり、いよいよ壇上へ…。たくさんの方々を前に頭が真っ白…。でもやるしかない!!

 話し始めると自然と少しずつ緊張が解け、話すことが楽しくなっていました。(話すことに夢中でマイクはお腹の位置にあり、途中教えていただきました)

 終わった後に感想や意見などを聞く時間があったのですが、その中で嬉しいお言葉も頂きました。

 一回経験したので二回目は大丈夫だろうと思っていましたが、やっぱり二回目も緊張しました。でも終わった後の達成感は今まで感じたことのないものでした。

 私はこの仕事に出会い、たくさんの方と出会い、色々なことを前向きに、様々な視点から考えられるようになりました。この機会を与えて下さったことに今では感謝の気持ちでいっぱいです。快く事例提供して下さった保護者の方、温かく見守って下さった施設長、発表に向けてアドバイスをして下さった課長、頑張ってと励ましてくれた先生方…皆さんのおかげで頑張れました!何事も経験、無駄なことなんてないことを改めて実感しました。そして何より自信になりました。

 子どもたちが経験していることも今すぐ結果に現れなくても、必ず力になっています。将来「あの時おひさまに行ってよかった」と思ってもらえたら嬉しいなと思っています。これからも子どもたちにとって今何が必要なのか、私たちに何が出来るのか、しっかりとチームで話し合いながら過ごしていきたいと思います。

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 宇藤