子ども達には曖昧な表現が伝わりにくいことが多いです。
ある日、「早くしないと自由時間がなくなるよー」となにげなく声かけをすると
「えーっ!時間て無くなるとー?」と子ども達から口々に質問され、普段は意識せずに使っている
自分の表現が曖昧だったことを実感しました。
それからは他職員の声かけを参考に
時間が無くなるよ ⇒ 〇時から始めるよ、〇時で終わるよ
ちゃんと座ってね ⇒ 椅子(床)にお尻をつけて座ってね
あそこに集合だよ ⇒(マット等を敷いて)マットの上に座って待ってね
など具体的に伝えるようにし、その効果も実感しました。
そして具体的な表現は大人や子ども、どんな人にも伝わりやすいということも感じ
家庭でも実践するようになりました。
伝えたいことを具体的な表現に言いかえる作業はひとりなぞなぞに似ていると私は思います。
とっさに声かけをしたい時にはその表現がなかなか思い浮かばず苦しみますが
自分の脳トレも兼ねて楽しみながら取り組みたいと思っています。
若草学園 通所部 放課後等デイサービス くまぽこ H.N