若草学園の実践ブログblog

ペアレント・プログラム

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5月のブログでも少しお話させて頂きましたが、今回もペアレント・プログラムについて書かせて頂こうと思います。

ペアレント・プログラムは

“子育てに難しさを感じる保護者の方がお子さんの「行動」の理解の仕方を学び、楽しく子育てをする自信をつけること、子育ての仲間をみつける機会とすること”を目的とした全6回のプログラムです。

「子育ての応援プログラム」です。保護者が子どもの特性を知って、かかわり方を工夫することで、子どもの発達にプラスの効果をもたらすことを目的としています。
保護者どうしがペアを組んで話し合いながら進めますから、同じような悩みを持つ保護者が体験を共有することで、自分自身の理解も深まり、これからの子育てのパワーになっていきます。

上記のように、子育てに困っている、むずかしさを感じる保護者の方どなたでも受けることができます。

今年度はすでに2講座が終了しており、現在も土曜日と平日の2講座を実施しています。

今年度は、私自身も講師として保護者の皆さんの前に立ってお話する機会があり、皆さんに伝える側でありながら、自分自身の子育てにもとても役に立ちました。

分かってはいながらも、我が子となるとつい感情的に怒ってしまうことも多いのです(^_^;)

しかし、子どもが頑張っているところを具体的にほめることで、こちらが意図しなかったことまでしてくれることもあります。

我が家の場合

帰宅後に保育園の園児服をハンガーに掛けたり、お弁当箱をなかなか出してくれなかったりということがあり、つい「早く出して!早く片付けなさい!」と言っていたのですが、調子よくスムーズにやってくれた時に「えっ!今日はもうお片づけできたと!! 嘘っ!!園児服も掛けれたと!! すっげー!!」というと、ニヤニヤしながら誇らしげにしていました。その後、何日かそんなやりとりを続けると、帰ってからすぐにやっている回数が増え、今では何も言わなくても、毎日やるようになりました。

そんなちょっとした声かけで、主人よりも子どもの方が役に立つということも多くなり…(笑)

そんな風に、少しでも子育てが楽にできると子どもと向き合う余裕も出てきたりするのかな?と思います。

もう一つ、参加された方の声で多く聞かれるのが、自分の現状を書きだすワークもあるので、自分自身のことを客観的に見ることができて、それをペアになった相方にほめてもらえたり、共感してもらえることで、“意外と自分頑張ってるじゃん!!”ということに気づいたと言われます。

家事や育児等やって当たり前と思われていて、なかなか家族にはほめてもらえないことを同じ立場のお母さん同士で認めてもらえると、これからの自信にもつながっていくのだと思います。

大津町ペアレント・プログラム、今年度は1月からスタートする平日プログラムが最後の講座になります。

皆様のご参加をお待ちしておりますので、興味を持たれた方は相談支援センターいちばん星までお問い合わせください♬

 

相談支援センターいちばん星 髙木