若草学園の実践ブログblog

「信頼関係」

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現在、入所支援、学校生活の中で、不穏になる子供たちも数名いますが、職員それぞれの役割分担で関わり対応しているところです。

私の場合、現場でいつも生活支援等に関わっているわけでもなく、朝礼、帰園、夕食時での声かけ等を行いながら、子ども達とのコミュニケーション取っているところです。

また、その子ども達との信頼関係を築くことで、子ども達との関係を改善しようと現在、将棋をしながら人間関係を作っているところです。これまで、イベントでの空手道の発表では、練習から一緒にやることで、子ども達との関係も深くなってきています。その中で、コミュニケーションをとりながら、子どもたちの思い、将来の夢などを聞きながら、日常の生活リズムの必要性等を話しているところです。また、学校での不穏な状況も少しずつ減ってきています。本気で、子ども達と関わることで、学校や関係者との連携もとりやすくなっています。将来、社会の中で趣味を持ち、仲間と一緒に遊んだり、生活リズムを作っていくことで、楽しみを作っていただければと思います。これから、定期的に園長杯将棋大会を開催するなど、将棋の楽しみを感じてもらいたいと思います。「王手」、「待ったなし」子供たちの真剣なまなざしや優しい笑顔、そして、次の手を考えている姿は大変頼もしいものです。

ただ、全児童に関わっているわけではないので、不公平感もありますが、子ども達それぞれの状況の中で、保護者、学校との連携を取るなど、全児童に関わっていけるよう対応していきたいと考えています。子供たちの笑顔を見ることが一番の楽しみです。

若草児童学園 入所部(ナカオ)