若草学園の実践ブログblog

卒業おめでとう✨

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放課後等デイサービスに小学校1年生から来ていた子ども達が、6年生になり小学校を卒業すると同時に、おひさまの療育も卒業していく子ども達がいます。

担当職員が卒業のアルバムを作成し、その中に職員からのメッセージを書くのですが…、担当職員からメッセージカードを渡され、何を書こうかな?と悩みながら、昔のことを思い出していました。

「おひさま行きたくない!」と自宅に歩いて帰ろうとしたり、小学校内を逃げ回っていたりしていたY君。

ある日、同じように学校内を逃げ回っていたので、最初は追っていったのですが、途中でやめて玄関で待っていました。そうすると、Y君が玄関にやってきて「なんで追いかてくれんと~」と言って自分で私の所に来てくれたことがありました。それからは、スムーズに来所出来るようにもなりました♪

 また、もう一人のY君も1年生から来ており、「めんどくさい…。」が口癖でした。でも、人前で何かをするのが、恥ずかしくて苦手だったので、「恥ずかしいから皆の前でやりたくない」という気持ちを上手く表現出来ずに、「めんどくさい」という言葉になって出てきていました。その為、皆が活動する様子を見て、一番最後に本人の活動をするか、皆が教室に移動してしまってから(いなくなってから)職員とマンツーマンで取り組んだりしていました。

今でも「え~、めんどくさい」という言葉は出ますが…(笑)しっかり活動に参加出来るようになりました。

そんなY君たちも4月からは中学生です

放デイ最後の日には、児童発達支援や放デイの教室など、全ての先生に挨拶をしたり、握手をしたりしてお別れしました。中学校になったら陸上部で頑張るそうです!

他にも高等部3年生で卒業する子や、療育キャンプも終えて、高学年で卒業していく子など、たくさんの子ども達が卒業していきます。

これまで、頑張っておひさまに通ってきてくれてありがとう

本当に頑張ったね!お疲れ様でした!

 

大きく成長した子ども達を見送るのは、とても感慨深いものがあります。照れくさそうに挨拶して、とってもいい笑顔で巣立っていく子どもたち!そして、子どもの成長をハラハラしながら見守り、試行錯誤して関わってこられた、お父さん、お母さんたちも、本当にお疲れ様でした

しかし、子育てに終わりはありません💦

子どもの成長に合わせて、親としての心配事も変わっていきます。私も30代後半になりましたが、私の両親は、未だに私のすることを心配したり、怒ったりしてます💧(笑)そして、今は孫の心配まで…😢

 

卒業しても、おひさまは、これからも子ども達とご家族の方の応援団です!

何かあったら、お電話でも来所でも構いませんので、いつでもご相談下さいね

 

児童発達支援センターおひさま 河瀬