若草学園の実践ブログblog

ハチドリのひとしずく

カテゴリー:若草学園の実践ブログ

 

「ハチドリのひとしずく」というお話をご紹介します。
 
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
 
この本の物語はここでおしまいです。
この物語に自分を重ね合わせるなら、私は子どもを連れて逃げていく森の生きものたちではないかと思います。
森の生きもの目線だと「母親としてできることをしているだけ」となり、生きる為には正しい手段だと思います。
例えば、森を燃やす火が、「生きていく上での様々な困難」だとすると、諦めずに力の限りに一滴を投じるハチドリに強い信念を感じます。
いずれにしても、自分のすべき事をしていく大切さを感じご紹介しました。
思いがけず、人から理解されず、批判されたり、笑われたりすることもあるかもしれませんが、今日もまた一歩進んでいきたいものだと思います。

 

児童発達支援センターおひさま

きらきらクラス  高橋