若草学園の実践ブログblog

チャリティーボウリング大会

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 ライオンズクラブ主催の施設合同チャリティーボウリング大会に今年度も参加してきました。
 前年度は惜しくも優勝を逃しリベンジに燃える年になりました。
 開会式前から意気込み満点の子どもたち・・・開会式終了後入念に靴のサイズを合わせるところから真剣さが伝わってきます。自分に合ったボールを選びいざボウリング大会スタート。
 若草ボーイズとして2チーム参加し2ゲームのチーム総得点で競います。
 個人戦でないのがこの大会のいいところで、子どもたち同士が投げ方や投げる位置を教えあいながらチームプレーを意識してプレーすることができており頼もしさを感じました。
 一投ごとに集中し、修正しながら投げる子どもたちのスコアはみるみる伸びていき、職員も子どもたちに負けじと頑張りましたが、子どもたちの若さ、学習能力の高さ、身体能力の高さ、何よりもお互いを意識し高めあい、教えあう協調性の前に職員が足を引っ張っていたような・・・
 先に若草ボーイズは2ゲーム投げ終わり、ほかの施設が終わるのを待っていました。いつもなら『まだ終わらんと』『早く帰ろう』『暇だよ』・・・と時間を持て余す子どもたちですが、ほかの施設が終わるのをしっかり待つことができ、中には相手チームを応援したり、初めて会った人と話をしたりと自ら交流を持つ子どもたち・・・スポーツを通して成長を伺える一面を見ることができました。
 さあ、そしていよいよ結果発表・・・優・勝・・・若草ボーイズ
 一番に名前が呼ばれるととても嬉しがる子どもたちでしたが、その後2位、3位・・・と順位の発表もしっかり拍手をし相手チームをたたえる姿に、優勝したことよりも嬉しく感じました。
 スポーツを通して学ぶこと、成長することは沢山あり、日々の生活の中でも一人では出来ないことも、協力したり助け合ったり、相手を思いやることで出来るようになることが沢山あります。
 日々色々なことを学び経験し一歩一歩大人へと成長する子どもたちの姿を感じさせてくれた一日でした。
               入所部 藤本 隆司