若草学園の実践ブログblog

自分の子育てを振り返って

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夏休みも残すところ、もうわずかになってしまいましたね!     

前回、我が子の事を書かせていただきました。今回は小さい時の我が子を書こうと

思います。

赤ちゃんの頃は、とても育てやすい子どもでした。ただ同じ事を2時間でも3時間でも続けていました。名前を呼んでも振り向く事はなく、自分が興味ある音には反応していました。

初めての子どもで、何もわからない私は検診に行くまで他の子とは違うと気づかずにいました。父親は、ほとんどNOタッチで、幸い周りに友達が沢山いたので、色々な人からアドバイスしてもらい、友達の家に遊びに行ったり、子育てサークルに通ったりしました。おかげで初めての場所でも抵抗なく入ることができました。

当時は児童発達支援センターは少なく、保育園でのサークルで先生から「年少から入った方がいい。」とアドバイスしてもらい入園しました。靴も履けない、トイレもお漏らしする事が多い位の発達でした。療育は4歳の時から病院の方に通い、遊びを途中で辞められる様になる(切り替える)為の訓練をしました。そのお蔭で小学校に入ってから10分休みでの切り替えがスムーズに出来ました。

年長の時は、次の年は小学校入学と思い出来ない事があるとこの子が困ると思い、家でも厳しくしてしまいました。この頃の事は、今でも悪かったと後悔しています。

当所は私も一人で子育てしていた感じで、自分では気づいていませんでしたがいっぱい、いっぱいだったと思います。小学校での事前挨拶では校長先生から「お母さん一人で頑張らなくてもいいんですよ。」と言われました。

小学校は支援学級に入りました。支援学級は4人のお友達と一緒で先生も手厚く支援して下さり、おかげでお友達との関わりができてきました。

子どもの事を知ってほしいと思い、私も出来るだけ学校行事に出席して他の保護者とも関わりを持つようになりました。その事から自然と学校での事など保護者の方から教えてもらう事ができました。とても良い付き合いが今でも続いています。

 

ときどき「なぜ私に障がいのある子どもが授かったのか。」と考える事があります。私にはそういう子どもを育てられる力があると、神様が選んでくれたんだと思うようにしています。

 

若草学園 通所部

放課後等デイサービス おひさまぷらす

緒方