若草学園の実践ブログblog

前向きな言葉掛け☺

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言葉って、使い方によっては相手を伸ばす事が出来たり、時に傷つけてしまったり…とても繊細で難しいものですよね。特に感受性が豊かで、心が育つ大事な時期である子ども達に、どのような言葉をかけてあげれば良いのか、悩む事もあると思います。そのような時、まずは「自分だったらどう声を掛けてもらいたいか?」と自分に置き換える事で、より相手の思いを尊重した言葉かけができるのではないかと思います😊例えば、子どもが何かに挑戦しようとしている時、側で見守る大人が、「危ない!怖いよ!怪我したらどうするの!」と声を掛けるのと、「楽しいね!できるよ!大丈夫!」と声を掛けるのでは、どちらの方がより自信を持って何事にも取り組む子どもに成長していくでしょう?

 

 

 

ぽかぽかクラスに昨年度から通われているKくん。不安が強く、初めての事をする時には、絶対に「しない」「嫌だ」と不安そうな表情で言っていました。その度に、「まずは先生と一緒にやってみよう!楽しいよ~✨」と言葉をかけ、少しでもできた時には「すごいね!Kくんできたね!」と前向きな言葉かけを繰り返し行ってきました。このように、「チャレンジできた!褒められた!」の経験を少しずつ積んできて約2年。

 

 

改めて、前向きな言葉かけって大事だな、と感じる出来事がありました。8月の事です。プール遊びの際、お友達がザブーンとした水が、Kくんの顔にかかりました。その時私は、「もうしない。怖い。」と言うかな!?と思いました。しかしKくん、一瞬驚いた表情はしたものの、「大丈夫!」と引き続き水遊びを続行することができたのです。Kくんの心の成長に驚かされる出来事でした。

 

 

この事から、子どもの成長に良い影響を与えるには、やはり前向きな言葉かけが必要なんだなと思いました。 お子さんが何かに挑戦しようとしている時、心配な気持ちはわかります!そこを一歩見守る姿勢で、前向きな言葉をかけてあげて下さい✨そして、少し失敗してもヘッチャラ!やってみよう!と思えた気持ちを大切にしてあげてください。大好きな保護者の方から、笑顔で「○○できたね!頑張ったもんね!かっこよかったよ!」といった温かい言葉をかけてもらえたら、どんなに嬉しい事でしょう💛時間のある時、心に余裕のある時からでもいいので、前向きな言葉かけで、一緒に子どもの自己肯定感を育てていけたらいいなと思います😊

 

※危険な行動(高い所から落ちそう、お友達に手が出そう等)をしている時には、見守る余裕はないと思うので、先に止めてあげて下さいね♪

 

 

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 石橋