先日白川園の児童部研修会が行われました。
勤務が3年目未満は講習会
勤務が4年目以上はグループディスカッション
というかたちで行われました。
保育園や幼稚園など普段あまり関われない
白川園の先生方と色んな話ができ、とても貴重な体験をしました。
その中で色々な悩みや長年関わってきたからこその知恵
そしてそれぞれの思いに触れる事ができ
自分のふるまいを振り返るいい機会になったと思います。
たとえば、自分の都合のいい様に話をしてしまうお子さんがいたとします。
その行動はなんでそのような行動にでるのかな?
対応はどうしたらいいんだろう?
と議題に上がりました。
・その子は褒められたいんじゃないのかな?
・もっと自分を見て欲しいんじゃないのかな?
と、愛情を求めている事が多いという意見がでました。
たしかに、小学生になっても自分に都合のいい様に話をしてしまう子ども達を見ていると
「見て見て、他の人より僕がこれをしたんだよ」
「聞いて聞いて、周りが騒いでいて、僕は止めたんだ!」
と僕を見て、話を聞いて、と注目して欲しがっているように感じます。
対応については
話をしてきた時は、
・まずそうなんだねと受け入れてはどうか
・受け入れることや、認めることで、その子の愛情を満たしてあげる
そうやって何より大事な大人との信頼関係を築いくと、安心して何でも話ができるようになるんじゃないかな
という意見が出ました。
私は、自分の行動を振り替えり、時々受け入れる前に「本当に?」と疑った発言をしている自分に気が付きました。
表面上の言葉や行動だけで対応してしまうのではなく
その裏に、その子の思いに寄り添う必要があったんですよね。
頭ではわかっていたのに行動に出来ていなかった・・・と反省しました。
でも、自分の行動を客観的に見つめて直していくと言う事はかなり難しい事です。
人間なので感情的にもなってしまいます。
でも、この気付きがあったことや、子どもが本当に求めている事を考えること。
そのことをちゃんと考えていこうと思うことが、何より大事なんだと思います。
そして、ちゃんと子どもの気持ちを受け入れる事が出来た時は、
「よしよし、ちゃんと受け入れられたね」
と次からも受け入れられるように、自分を褒めてあげたいと思います。
大人も褒めてもらいたいんです。
だから、自分で褒めてあげる。
子どもも自分も大切に、楽しくいきたいものです。
他にもたくさん話をして、たくさん笑って、色んな学びを得ました。
人と話をする、情報交換をすることは、自分の世界を広げる素敵な事だと思いました。
今回の研修を今後に生かしたいと思います。
もう一つ「へ~!」と思った知恵を一つ。
オムツかぶれなどしたときにお茶の出し殻(飲んだ後のでOK)をといて、そのぬるま湯や水を使って拭いてあげたり、洗ってあげるといいそうです^^
入所部 藤本絢