若草学園の実践ブログblog

研修を通して学んだこと

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10月19日施設職員スキルアップ研修がありました。午前は感覚統合・午後は身体を実際に使った研修でした。

特に印象的だったのが、「体の発達段階が重要なこと」でした。

人は産まれてから立って動くまでに①寝返り前②寝返り③ずりばい④四つんばい⑤高ばい⑥膝立ち⑦立位の過程があります。

この発達段階が、現在の立って動くことに繋がる重要な要素になってくるということです。

【例】走るのが苦手な子がいるとします。

ずりばい(ワニ歩き)で体幹と下肢の交互運動を行います。その次に膝立ちでペンギンの動きを真似します。ゆっくり・早い動作で練習を重ねていきます。そうすることで骨盤の動きや骨盤周りの筋肉が鍛えられて走る動きを少しずつ意識してもらいます。次に立ってから走る動作を取り入れていくことで基本となる動作が身についていくという事です。

 

実際に体験しながら研修を受けていたので「なるほど~♪」と勉強になりました。

 

外に出てからは施設にある遊具を使っての研修でした。運動場には、ブランコ・すべり台以外に講師の方が考えて、施設にある一輪車やポール、コーン、ボール、バケツ等を使って、主に上肢を鍛えるための設定で道具が置かれていました。職員全員運動場に広がり、「先生たちがイメージする遊びをやってください」と講師の一言で実際に体を動かしてみました。

 

ここでは「遊び方」が重要なポイントです。遊びはたくさん答えがあります。講師の方は、コーンとポールの上を飛ぶだけではなく、その下をくぐったりポールを交えてその間を通ってみたりと予想以上の遊び方があることを学びました。

 

学んだ後は(インプット)、実際に子ども達と遊んでみましょう(アウトプット)♪

身体を使い体験してとても勉強になった一日でした☆

 

 

若草児童学園 通所部

放課後等デイサービス おひさま

田島