若草学園の実践ブログblog

口腔発達について(^O^)

カテゴリー:若草学園の実践ブログ

 先月の話にはなりますが、

10月23日(水)「子どもの歯みがきと口腔発達について」~食べる力・しゃべる力を育てよう~

という演題で、熊本県歯科衛生士会 菊池郡市支部 松崎 貴久子先生にお話をしていただきました。

 

その中で、新情報として「低ホスファターゼ症」(HPP)というキーワードが出てきました。

詳しくネットで検索してみると、

骨の強さや成長に関わる酵素「アルカリホスファターゼ(ALP)」の働きが弱いために起こる難病で、遺伝子疾患の一種であり、血液検査で発見できるとのこと。

 

その他では、『口腔機能発達不全症』が平成30年3月に新病名となり、同年4月から公的医療保険の対象となったことなど、新情報を取り入れ、学ぶことができました。

歯みがきをする・おやつは時間を決めて食べる・よく噛んで食べる・定期受診など、基本的なところがいかに重要かを考えさせられる内容でした。

 

また、口腔機能を十分に育てるためには、お口の色んな動きを経験することや正しい姿勢で食べること、ゆっくり楽しく食事をすることが大切とのことでした。

常にアンテナを張り、新しい情報を取り入れて学んでいくことが必要だと改めて感じました。

 

                                                                相談員 大野