若草学園の実践ブログblog

継続は力なり

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一雨ごとに寒くなる季節となりました。おひさま猫のおもちとあずきの所に猫用こたつが届きました。30㎝四方のかわいいこたつです。2匹は興味津々でしきりに匂いを嗅いでいました。(猫の嗅覚はすごいです。)しばらくするとあずきが中に潜ってウトウトしています。

あずきが入っている時はおもちは入ろうとしません。2匹の間で無言のやり取りがあったのでしょうが仲良く2匹で暖かく過ごしてほしいと思います。

 さて最近参加させて頂いた研修でのことです。研修ではミーティングの大切さを教えていただきました。実際の他事業所のミーティングに参加させて頂き、活発な発言に圧倒されました。人の支援をする人達は、連携が大切だという事でした。当たり前の事で何度も教えていただいたように思う事ですがこれがなかなか難しい。

療育の場では準備の段階での申し合わせ、療育終了後の振り返りと何かとスタッフ間で確認し合う時間が必要となります。でもスタッフも人の子。性格も性別も考え方も発言の仕方も違います。「療育」という一つのテーマで毎日のミーティングをどうしようかと少々緊張します。実はミーティング自体あまり得意ではありません。でもそれではいけないと研修を通して学んだことを思い起こしながらまずはやってみよう、そして続けてみよう。と思いました。『①実況中継にならない②時間を決める③話合うテーマを決める④意見は全て肯定的にとらえる④なぜ?という疑問に対して考えを発言する⑤意見を整理してまとめる⑥今後どうするのか考える。』お昼前にスタッフが集まり、話が弾む時もあればぎこちない時(意見が出にくい)もあります。ぎこちない時は皆のソワソワ感が伝染してくるようで自分もソワソワを感じて落ち着かないのですが「継続は力なり」と思いながら何とか続けることが大切なのだと意識的に緊張感を途切れさせないようにしています。

不思議な事に、続けると皆の発言や表情の変化を感じる時があります。子どもを真ん中にあーだこーだと自分の考えを出し合える人の集まりを目指したいと思います。「人の支援にヒントはあるが答えはない。答えはスタッフ間から出てくるもの」だということを励みにスタッフみんなで話す時間を大切にしていきたいと思います。

若草学園 通所部

放課後等デイサービス おひさまぷらす 

吉田広子