若草学園の実践ブログblog

現場実習

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11月も終わり、高校生の現場実習も一段落しました。前にも書きましたが、支援学校は高等部になると現場実習があります。色々な職場や事業所、施設などに実習に行き、働くという事を学んだり、大人の福祉サービスを実際に体験しながら、卒業後の進路を決めて行きます。

 高校3年生Y君は、お母さんの送り迎えで施設に3日間通いました。前回も行った事のある施設なので落ち着いて過ごせ、クリスマス飾りを作って来ましたと、お母さんが嬉しそうに話されました。高校3年生F君は、今回はグループホームからの通勤を経験し、知らない環境の中、1人でよく頑張りました。評価も良く、反省会に参加した担当も喜んでいました。高校2年生R君は、決められていたことが守れなかったり作業に集中できなかったという報告があり、これからの課題が見えてきました。高校2年生Hさんは、光の森のマクドナルドに行き、実際にカウンタでの接客や、厨房でのハンバーガー作りも体験したようです。職員も休みの日に代わる代わる様子を見に行ったりして、笑顔で頑張っている様子を見て嬉しく思いました。

 

 今回もそれぞれ大きな体験をした子ども達。また一回り二回り成長したように感じます。実際体験してみて、失敗もしてみて覚える事はたくさんあると思います。そんな子ども達を後ろから支えたり励ましたり、時には先導したり教えたり・・・あの手この手を使って一緒にやり遂げた感を感じている私達職員です。何より笑顔での「いってらっしゃい。頑張ってね。」「お帰りなさい。お疲れ様」という毎日の職員とのやり取りは、子ども達にとって支えになったと感じています。これからも頑張る子ども達の一番の応援団として日々支援にあたりたいと思っています。

 

入所部 松村