若草学園の実践ブログblog

センソリーダイエット試作紹介

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センソリーダイエットとは子どもが必要としている刺激をあらかじめ生活スケジュールの中に組み込んで取り入れられるようにしたり、不快刺激を排除したりして、行動や情緒の安定を図る方法です。

まずは、足専用で形や素材の違いを感じ、隙間時間を楽しめる目的で作ってみました。感覚刺激を入力することによって情動を安定させ、次の活動へ安定して参加できるように効果が実感出来ればと思います。

作る過程で、子ども達の足のセンサーにより、「木工用ボンドは柔らかいけど、グルーガンは硬くてチクチクするね。」と教えてもらいました。

次は、手専用で好きな感触の違いに気付き楽しむ目的です。

黄色は小麦粉、オレンジはあずき、赤はとうもろこし、緑はお米が入っています。

やはり断トツ人気は小麦粉です。イライラした時に握って怒りを治めようとしたり、指しゃぶりの代わりになる場合があります。子どもの「何でも遊び」がとてもヒントになります。感覚遊びで少しでも色んな物に触れたり、気持ちを和らげられるきっかけとなればと思います。

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 高橋