若草学園の実践ブログblog

おせち料理

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今回は、元旦の日のおせち料理を簡単に紹介したいと思います。

おせちの内容は、栗きんとん・黒豆・紅白なます・紅白かまぼこ・田作り・伊達巻・たたきごぼう・手綱こんにゃくです。学園の子ども達が、今年一年、元気に健康で頑張ってくれるように願いをこめて準備しました。おせちを食べるだけでなく、由来も子ども達へ紹介しながら食べてもらいました。ここで、子ども達へも話したおせちの由来について紹介したいと思います。

「手綱こんにゃく」:馬の手綱に見立てて、自分自身を律する。良縁を結ぶ。

「栗きんとん」:宝の山に見えることから、豊かな生活が送れるように。

「黒豆」:毎日健康に過ごせるように。マメに働けますように。

「昆布巻き」:よろコンブ。毎日幸せに暮らせるように。

「紅白なます」「かまぼこ」:紅白の色で縁起のよい食べ物。

「たたきごぼう」:ごぼうのように土の中で根を張って、長く力強く生きていけるように。

「田作り」:お米や野菜がたくさんとれるように。

「伊達巻」:賢くなりますように。

 

ここに紹介した内容は、ほんの一部で諸説あるようです。おせち自体は、古くは中国から伝わった食べ物で、昔の人の願いのこもった伝統的な食べ物です。

おせちは、子ども達には食べなじみのない食べ物で、好き嫌いも分かれますが日本の伝統的な文化に触れるよい機会になったのではないでしょうか。家庭で過ごすお正月とは、一味違いますが、みんなで一緒におせちを囲んでゆっくり元旦の朝食を過ごせたことと思います。

1月の行事食は、七草メニューに誕生日会とまだまだ続きます。今年一年間、みんなが元気に過ごせる手助けとなるような食事づくりを頑張って生きたいと思います。

                       

 入所部 徳丸