若草学園の実践ブログblog

いのち

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私毎ですが、何かの節目にいつも聞いている歌があります。

竹内まりあの「いのちの歌」です。

最後の歌詞の中に「生まれてきたこと育ててもらえたこと、出会ったこと笑ったことそのすべてにありがとう、このにありがとう」というフレーズがあり、最近、特に深く考えるときがあります。

                

 

私が、最初にこの歌を聞いたのは、長女が小学校を卒業したころでした。

その時は、「この」を娘にたとえて聞いていました。

そして、次々に卒業、進学を迎えその頃は子育てに必死で、母親の気持ちしか思い浮かびませんでした。

 

そして、七年前に母が他界しました。悲しみの中でやはり、この歌詞が自然と頭に浮かびました。今度は自分が母の娘であったことを思い出し、子どもになり母を思いながら聞きました。いつか、この曲を聞くと、「もう一度頑張ろう」という気持ちになり、口ずさむことも多くなりました。私の、「生きていくことの意味」とは?と、立ち止まり静かに考える時間も増えました。

今、私がここにいることは両親に感謝しかありません。

 

もうすぐ、私にも孫が産まれてきます。昨年末、ひ孫の誕生を心待ちにしていた父も天国へ旅立ちました。もう、父も母もいませんが、こうやっていのちは次の世代へ継がれていくのだと感じています。生前、父や母が孫に愛情を注ぎ大切に、大事に見守ってくれていたように、私も孫を大切に、大事に見守って行きたいと思います。

               

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