新型コロナウイルス感染防止による休校・外出自粛・各商業施設や公園などの閉鎖、感染の原因である3密をしないよう朝・夕となくTV・防災無線での注意が流れています。
時間が止まったかのように人の動きもこれまでにない自粛モードで社会全体での必死の努力が行われています。
ある日、朝から「先生、外に出たいから・・・」と言ってきた子がいました。「もう、外で遊ぶの?」と聞くと「俺たち、運動せんとイライラするけん」と笑顔で話してくれました。
入所の子ども達も社会の非常事態を話したり、TVを視聴する中で、「何をするべきか?」「自分のストレスとどう立ち向かうのか」等考えている事、自分だけ我慢しているんじゃないという気持ちが毎日の行動で見られ感心します。また、日頃から子ども達を支え安心できる生活の空間とリズムを提供し体調面での気づきや看護を行い、普段の生活にはなかった緊張感の中支援にあたっている現場職員に感謝・感謝です。
皆さんもおうちで何らかのストレス解消をされているかと思います。学園の子ども達は・・
ストレス解消その1:外で(園内)遊ぶ、サクランボ狩り
その2:編み物
その3:折り紙・もの作り
等々他にもDVDを見ながらダンスをしたり、ゲーム、スマホ、お菓子作りと様々です。
新型コロナウイルスの感染がなかったころの平凡な毎日がなんて贅沢だったのかなと思う反面、人は、工夫し自粛の中でも楽しむことができ、また違った生活に順応出来ていけることに気付き、困難な状況でも協力し合い楽しめる環境を提供していきたいと思います。
後少し頑張れば・・・・という保証はないけれどこの私たちなら、この子供たちなら乗り越えていけると思います。
1日も早い収束を願って!頑張って行きましょう!
入所部 山下