若草学園の実践ブログblog

自分で考えて行動する事の大切さ

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昨年度から感染が広がり、深刻化している新型コロナウイルスの感染は私たちの日常を大きく変えてしまいました。子ども達も周りの大人もみんな不安を感じています。

若草では、感染予防の為に手指の消毒、施設内の消毒や送迎車の消毒、マスク着用、人の出入りの制限室内の喚起、3密を避ける配慮等様々な事に気を配りながら子ども達をお預かりしています。

限られた地域や国だけでなく、世界中の国々で同時に起きている事に「どうしてこんなことになったのだろう・・」と困惑してしまいます。政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議からは「新しい生活様式」が提言され具体例が挙げられていますが、基本的には自分の生活の中で「自分で」気を付けて新しい生活様式を見に付けていく必要があるのだと思いました。「意識的な行動」を習慣付けていく事が自分や自分の大切な人や自分の生活を守ることに繋がるのだと思いました。

ではこれから成長していく子どもたちに何を伝えていくと良いのだろうかと考えた時に、「自分で病気の予防をする。」「自分の行動は意味のある行動である。」と認識できるように意識付けをしていく事ではないかと思いました。子ども達も社会の中で繋がり合って生活しています。新型コロナウイルスの感染拡大という現実課題を通し、大人の人達から教えられたことを自分で考え、行動するトレーニングをしていく必要があると思いました。その為には子ども達に分かり易い言葉で伝え、新型コロナへの理解を深めながら感染予防を進められる良い教材が必要です。インターネット等では新型コロナウイルスについてやさしい言葉で解説した児童向けの教材があります。大人にとってもわかり易く、ウイルスの特性等を理解する事が出来ましたが、あらためてウイルスの怖さも感じ「新しい生活様式」に慣れていければと思いました。

大人も子どもも共に一人ひとりが意味を理解して行動していく事を続けていくが大切になるのだと思います。まだまだ終息できない中ですが、感染されて辛い思いをされている方や頑張っておられる医療従事者の方々にも思いを寄せながら「苦しんでいる人を応援しよう」という気持ちも子ども達と共有していきたいと思います。

 

放課後等デイサービスおひさまぷらす 吉田