連日、若草学園のブログには「ステイホーム」の話題が取り上げられていたと思います。
5月15日に緊急事態宣言が解除され、学校も分散登校などそれぞれの学校が決めた方法で登校を始めています。
まだよく慣れていない登校形式に戸惑いを隠せませんが、久々に通える学校にみんな喜んでいる姿があります。
少しずつ動き出した事に感謝しながら、今後も手洗い・マスク着用・消毒など気を抜くことなく取り組んで、みんなで元気に乗り越えて行きたいと思っています。
さて、題名のウォールステッカーの事について書かせてもらいます。
学校が始まる前のこと、学園の廊下の壁にウォールステッカーを、子ども達と一緒に貼りました。
職員が貼りはじめた姿を見て、
「何それ~」
「ウォールステッカーって言うシールだよ」
「え!僕も手伝う!!」
と小学生の子ども達を中心に一緒にしたいと言う申し出がありました。
木のウォールステッカーは番号が割り振られており、シールの土台に書いてある番号順に貼ると大きな一つの木が完成するというもの。
職員がシールを剥がし、
「ここに貼ってね。」
と伝えると、「(手に)ひっつく~」と言いながらも
ニコニコしながら貼る子ども達。
「次は俺!」「僕はこれがいい!」
と次から次に差し出される手に職員がシールを剥がすのにてんてこ舞い(*^_^*)
最後の葉っぱのシールが多数あったので「自由に貼って良いよ」と伝えると
「これは木から落ちているからここ」
「落ちてこれ落ちて重なったやつ」
と子ども達は自分自身で工夫をして貼っていました。
自分の身の回りがキレイになることはもちろん、自分たちで工夫をして貼った物には愛着がある様です。
完成した壁を見て、みんなご満悦の笑顔でした(^^)
これから緊急事態宣言が解除された為、少しずつ自粛から解放されますが、長期戦の覚悟は必要かと思いますし、また自粛になる可能性も残っています。
そうなった時も今回と同様、子ども達が笑顔で過ごせるよう
色んな工夫をしながら「ステイホーム」ならではの楽しみを見つけて行きたいと思います。
入所部 藤本絢