「籠城じゃ」とは、コロナウイルス感染防止、ステイホームの呼びかけで、熊本市が作成したポスターのキャッチコピーですが、若草児童学園でも籠城作戦の中、数名の子ども達と久しぶりに将棋を行いました。武将さながらに、盤面で向き合う駒たちを動かし、じっくりと睨み合います。守りを固め、色々な戦法を駆使して、
「いざ勝負!」
「先生、その手でいいんですか。待ったしてあげましょうか。」
『あら、そんなはずじゃなかったのに・・・。』
と、私も弱い方じゃないと思っていたのですが、なかなか強い子がいるのです。
会話をしながら、勝ったり負けたり、大人も子どもも関係なく相手を認め合い褒め合う事で、大切な関わり方が築けます。そして、先を読む力、判断力、集中力が鍛えられます。
一局終わるまでに時間がかかる為、なかなか相手をすることが出来なかったのですが、真剣にゆっくりと向き合うのはとても良い時間です。
入所部 吉田