若草学園の実践ブログblog

「心地いい」を探す

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自分の心地いいと感じる時を考えてみました。

1.朝から天気の良い空を見た時

2.庭に植えている花が、元気に咲いているのを確認できた時

3.夜、ぐっすり眠れた時

4.家事が時間通りに終わった時

5.大好きなドラマをみている時

6.愛犬に言葉が通じて反応があった時

7.職場のスタッフと楽しく過ごせた時(いつも楽しいですが(笑))

8.家族と楽しく過ごせた時(時にはケンカする時もあります💦)

9.おひさまの子どもの「出来た!」に遭遇できた時

ざっと挙げてこの8つです。

1~5は、相手は無く、1人で感じるものです。ストレス解消とでも言うのでしょうか?そんな感じのありふれた日常の一幕です

大事なのはここからで、5~9は、相手がいて、自分一人では感じる事の出来ない心地よさなのです。気も使うし、自分を犠牲にしても動かなくてはいけない時も正直あります。しかし、相手と私の思う「心地よさ」が上手くかみ合った時、1人では感じる「心地よさ」とは違う、「最上級の心地よさ」を感じる事ができます。

基本的に私は、「動物が好き!人が好き!」です。だからそう感じるのでしょうが、この「最上級の心地よさ」は療育という仕事に携わっている私にとって、とても大切で、忘れてはいけない感覚だと思っています。

先日、同じ法人の保育園に子どもを送って行った時の事です。

門を入ってすぐ、私と子どもとで、綺麗な蝶を見つけました。しかし、虫取り網も無く、素手で捕まえるしかなく、悪戦苦闘していました。すると、近くに先生が1人いらっしゃいました。「すいません!先生・・・虫取り網とかありますか・・・?」と遠慮がちに聞いてみました。すると、「ありますよ!」と言ったかと思うと、サッと取りに行って下さり、あっという間に「はい!これです!」と持って来て下さいました。そして、私たちが蝶をGetすると、子どもに「良かったね~!」と声を掛けて下さいました。もちろん、子どもの反応は・・・「笑顔!」

私は、「心地いい~🎵」と心が笑顔になりました。

(法人内の子どもと接する時の思いの共有にもなったかな?)

 療育中でも、子どもと向き合っている時、こちらの思いばかりを押し付けてもいけないんです。相手も心地よく感じていなければ、ただの独りよがり。

それは、子どもからしたら、本当の「出来た!」ではなく、「させられた感」が出てしまうんです。子どもの「やらないといけないスイッチ」と「やりたいスイッチ」の違いとでも言いますか・・・(伝わるかな~?)違うんですよね~。

子どもが心から「やった~!出来たよ!」と言葉で表現してくれた時、まだ、お話が難しい子どもはジェスチャーや表情で表現してくれた時、私は「心地いい~🎵」と叫びたくなります。

家では、可愛いかわいい「犬」を飼っていますが(⋈◍>◡<◍)。✧♡

最近犬との関係でも「心地いい」が増えていて楽しくてしょうがないです。

人は、1人では生きてはいけません。心を通わせながら生きてこそ、本当に心が満たされるのだと感じます。

だから、「心地いい」がいっぱいになれば、みんながもっと楽しく生活が出来るのではないか?と考えています。

だから私はこれからも「心地いい❤」を探していきます!

自分の為に。

家族の為に。(愛犬も含む)

大好きなおひさまに通う子ども達の為に。

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 江藤