先日、熊本県こども総合療育センター療育公開講座に参加してきました。
「コミュニケーション~誰のため?何のため?」と題して
独立行政法人国立病院機構菊池病院 田中恭子先生のお話がありました。
冒頭の講師紹介で、自閉症に携わる方はみなさんご存知の先生であると言われたのですが、私は計画相談を通して、複数の利用者さんの主治医が田中先生という事でお名前だけ存じ上げていました。今回、療育講座を通して先生のお話しを聞いてみたいと思い出向いていった次第です。
新型コロナウィルス感染拡大から、開催が出来るのか心配しましたが無事開催され、会場では感染防止対策が徹底されていたと思います。
講演の内容をこのブログでお伝えする事は難しいのですが、講演の締めくくりに「支援者としてできること」として、
“信頼関係を築きましょう。それは専門家としての確かな知識や技術、人として誠実で約束を守る態度などから築かれていく”
“具体的で実行可能なことを、分かりやすく伝えましょう”
“支援者がコミュニケーション上手になりましょう”
と伝えられました。療育に携わる支援者だけでなく、私たち相談員も利用者の方々と面談する時には必要なコミュニケーションの力だと思います。私自身、「できること」を少しでも増やしていきたいと思う講演でした。
資料抜粋
・誰かを勇気づけたり励ましたりするのはあなたの一言かもしれない
・相手が何を言いたいのか?想像力を働かせ、理解しようと努めましょう
・あなたも、相手も気持ちよく過ごせるようなコミュニケーションをとっていきたいものです
相談支援センターいちばん星 山田