若草学園の実践ブログblog

冬休みの出来事

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先週は、一気に冷え込み、極寒の日が続きましたね💦

 

冬休みも終わり、学校が始まったところもあるということで、お休みから学校へのリズムに少しずつ戻ってきたでしょうか?私は、年末年始は実家でのんびり過ごしていたため、毎朝寒さと闘いながら起床しています(笑)

 

今日は、冬休みのおひさまでの出来事についてお話したいと思います。

長期休みにおいて、宿題のプリント集やドリルはつきものですよね💦

お子さんによって「1日3ページずつ頑張る!」「3日間で全部終わらせる!」「後に残していても何とかなるよ~」と進め方は様々なようでした。

 

そんな中、B君は、ドリルを出すなり「今日のおひさまでほとんど終わらせる!!」と意気込んでいました。ちなみに、ドリルは算数に全く手をつけておらず、冬休みは残り2日。

普段のB君は5年生ということもあり、おひさまに来ると「あー、早く帰りたい」を繰り返し言ってみたり、やりとりをしていてもどこかそっけない姿がありました。

しかし、その日はそんなことを言っている場合ではなかったB君。スタッフに「算数だけでも終わらせたいから一緒に手伝ってください」と自ら言いに来ました。自由時間も含めて全て宿題に全集中。みんなで遊戯室に遊びに行く時間もずっと学習を続け、何とか帰るまでに終わらせることが出来ました。

一緒に宿題をしていると、問題が分からず「どうせ分からんもん!!」と言って机に顔を伏せる場面が度々ありました。それでも、“今日終わらせないとやばい・・・”という気持ちがあるため、その都度「うわーっ」と気合を入れるかのように顔を上げ頑張るB君。

 

基礎から一緒にメモを使いながら解いていたため、「あ!先生、さっきのメモ見せて!分かるかも!!」、また、焦りから文字を少し雑に書いていたことに気づき、「丸付けする時、自分の字読めないの嫌だから、書き直した方がいいか!」等、取り組む中で前向きにやろうとする言動が聞かれました

 

以前までだったら、「もう終わらなくてもいい・・・」と少し後ろ向きな発言が多かったB君。最近では、年下のお友達が聞いていなかったことを伝え方としてはクールではありますが、そっと教えてくれる姿もあります。

 

頼もしい存在になったんだなーとしみじみ思うと同時に、“宿題は計画的にね!”とも思った出来事でした

 

 

放課後等デイサービスおひさま 金子