若草学園の実践ブログblog

節分

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 今年も節分の季節がやってきました。

 2021年は暦のずれで「立春」が例年より、1日早い2月3日になり、その前日にあたる「節分」も1日早くなりました。

 

 節分の夜に、その年の恵方(今年は南南東のやや南)を向いて恵方巻き(太巻き寿司)を切らずに無言で願いをこめながら食べると願いが叶うという伝えがあります。なので、私は「新型コロナウイルス終息し、普通の生活が戻ってきますように」と願いながら食べました。

 

 節分に恵方巻きを食べる習慣を調べてみました。起源や発祥には諸説ありますが、恵方巻きが全国に広がったのには、コンビニエンスストアが売り上げの落ちる1月・2月の新春に海苔巻きを販売するようになり、更に節分の縁起の良いものとして恵方巻きを販売するようになったことだそうです。平成10年にセブンイレブンが「恵方巻き」と名前の付いた海苔巻きを最初に売り出しました。それ以前は、「丸かぶり寿司」「節分の巻き寿司」「幸運巻き寿司」などの名称だったそうです。「恵方巻き」はネーミングの良さから一気に全国に普及し、節分に食べる習慣になったそうです。コンビニが仕掛けた販売戦略だったとは驚きでした。

 

例年、学園の子ども達も「セルフ恵方巻き」を夕食に食べていましたが、今年はちょっと趣向を変えて「鬼カレー」にしてみました。子ども達の好きなドライカレーを、とんがりコーンとチーズ・海苔・枝豆・かまぼこでデコレーションしてみました。かわいい鬼ができました。小さい子はもちろん、中・高等部の子ども達も興味津々で喜んでくれました。

おやつにも鬼をイメージしたお菓子を提供しました。

まだまだ冷え込むこともありますが、春の訪れはもうすぐです。今年度の給食提供も残り少なくなりましたが、子ども達の健康を願いながら食事作りを頑張りたいと思います。

 

入所部 厨房 村上