若草学園の実践ブログblog

コロナ禍での楽しみ方

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長引くコロナ禍のなか、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

おうち時間の過ごし方、料理や手作りの小物など、それぞれのご家庭での過ごし方を模索されている方も多いのではないかと思います。

 学園においても思うように外出や行事ごともままならず、どうにかして子ども達に楽しい夏休みの思い出を作る事が出来ないかと、色々な案が出されています。

 週に一度のおやつ作りは、職員が思考を凝らし、子どもたちが楽しく参加できるように取り組まれています。パンケーキ・ポップコーン・たこ焼き・かき氷、これには子ども達も大喜びです。

そういった取り組みの中で、約半年後に卒園を迎える8名の子ども多の為に何が出来るのかを考えました。特に高校生男子においては毎日の夜食作りがメインで行われています。自分達でインスタントラーメンや冷凍食品を購入し、慣れない手つきで作り方を読みながら挑戦しています。時には麺が伸びたり、お湯の量が多かったりすることもありますが、そこは回数をこなしながら勉強中です。

インスタントラーメンにゆで卵やきくらげを調理してトッピングしたり、ウインナーやキャベツを炒めてホットドックを作ったり、バナナと生クリームを乗せたパンケーキを焼いてみたり、卵をゆでてホットサンドイッチを作ったり、そうめんを茹でたりしています。少しでも子ども達の将来の為、自立に向けたお手伝いが出来ればと思いながら夜食作りを楽しんでいます。

 

                                 

 

入所部 髙木 美奈