先日、入所していた女の子が若草学園を退園しました。
グループホームに行かれたそうです。自立に向けての、ステップアップですね!
その女の子は、今年の3月までは、高校に通っていました。
学校から帰ってくると「ただいま~」と、にっこり笑って、いつも声をかけてくれます。
高校生の時には、なかなか、ゆっくり話す機会はありませんでしたが、
制服が似合う、可愛らしい女の子でした。
今年の4月からは就職し、社会人になりました。
夕方になり、仕事が終わると「仕事が終わりました~!今からJRで帰りま~す!」と毎日、電話で連絡をくれました。「お仕事、お疲れさま~!気をつけて帰ってきてね~!」と私たちも伝えます。JRと徒歩で若草学園に戻ってくると、たまに事務室に遊びに来てくれました。「今日、仕事が忙しくて大変だったぁ…」とか、「今日は職場の先輩が褒めてくれた♡」など、仕事の話を色々聞かせてくれました。「仕事って大変…」と話してましたが、大変ながらも毎日よく頑張ってるな…頑張れ~!!と思っていました。
退園の当日、荷物をまとめた後「お世話になりました」と挨拶に来てくれました。
「寂しい…(涙)」と心のなかでは涙、涙でしたが、ぐっと堪え、職員数名でお見送りをしました。
学園を退園されることは、とても寂しいですが、これからも可愛い笑顔で、
元気に仕事を頑張ってくれると思います。
遠くからですが、ずっと応援しています。
「これからも、お仕事頑張ってね!」
「たまには、学園に電話してね♡」
入所部 総務 中西 実香