若草学園の実践ブログblog

経験と自立

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夏休みにキャンプを企画していましたが、コロナの状況により直前に延期する事になりました。10月、ようやくリスクレベルも下がり周囲の人々の行動範囲も広くなった頃、高校生女子の卒業旅行と称しキャンプへ行ってきました。キャンプと言っても水回り設備も完備したロッジです。来年からは自立しなければならない子ども達です。家庭での日常生活を経験する良い機会なので、買い物から調理まで自分達で取り組んでもらいました。買い物では、どの商品がどこにあるか?分からない時には店員へ聞いてみたりと初めてのおつかいのようです。調理では包丁を持ち、食材をどのように切ったらいいか?から一つ一つ教え調理し、片付けではスポンジに付ける洗剤の量から洗い方から指摘することに。学園ではコップ位しか洗う機会がないので仕方がありません。私たちも、親がしている事を見て学び、真似て実践する事で一つ一つ出来るようになったなと思い、小さいうちから一緒に日常生活を送る事で覚えていくものなのだなと思いました。また、年齢は関係なく経験した事がないというのはこういう事なのか、と私たちも良い経験となりました。

因みに、メニューは夕食にチーズタッカルビ、朝食ではフレンチトーストを作りました。

 

 

 

晴天が続いた日々でしたが、週末の予報はピンポイントで降水確率90%。なんてついてない、と思っていましたが初日は夕方からパラパラと降りましたが日曜は晴天!みんなの日頃の行いの良さですね☺

入所部 前田