食欲が落ちやすい夏に、学園のメニューに必ず一度は登場するのがゴーヤです。
ゴーヤには、ビタミンCやカリウムなどがキャベツやレタス・きゅうりなどより多く含まれるので、
夏の時期を元気に乗り切る為にも食べて欲しい食材なのですが、子ども達にはゴーヤ独特の苦味が
ネックになり、毎回、調理方に頭を悩まされます。
ゴーヤを輪切りにしてハンバーグの具材を詰めてみたりしても、食べれない子が多かった為、今回は
ツナと和えてサラダにしてみました。
食べやすさを第一に考え薄切りにした後、茹でてしっかり水にさらす事で、苦味を感じられないように工夫しました。
ゴーヤと聞いただけで、「僕、これ苦手―」と言っていたY君も食べていく内に「これ、食べれる」と完食してくれました。
初めて食べる子も、頑張って一口一口食べていく姿を見ていると本当に嬉しく思えます。
これから、夏の暑さで食欲が落ちる時期に入って行きますが、免疫力をつける為にもしっかり食事で
栄養を取って行ってもらいたいと思います。
入所 徳丸