若草学園の実践ブログblog

おにごっこ🏃‍♂️

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だんだんと朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、日中は過ごしやすい気候となりました🌱

園庭では戸外遊びを楽しむ子どもたちの声に、微笑ましい気持ちになります😊☀️

夏場は、猛暑により外遊びを控えることも多かった日々…

寒くなる前の今のうちに!外で思いっきり遊びたいと思います✨

 

先日の秋休みの日の出来事です。

外遊びの時間に、1人の子の「おにごっこしよー!」に集まってきた5人。自分たちで話し合ってオニを決め、6人でおにごっこが始まりました。ここまでは、みんなの表情はニコニコ😊…おにごっこが始まると、少しずつみんなの表情が不穏になり😥中には涙を流してしまうこともあり、おにごっこは一時中断。理由は、”ジャンバーが当たったらタッチになる”からオニだと言われた、ブランコに座っているところをタッチしたら休憩中と言われた、”タッチ返し”が続いて全然タッチされない、ずっと自分ばかりが狙われる、、とのことで、みんなそれぞれの思いを伝えてくれました。私は、みんなに「おにごっこしたい?それとも違うことする?」と尋ねてみると、「したい」という6人。「みんなで楽しく遊ぶためにはどうしたらいいかな?」と尋ねると、、、みんなの話し合いが始まり、「体に当たったらタッチにしよう!」「ブランコとかすべり台はなしね!」「休憩は10秒まで!」と、みんなで楽しく遊ぶためのルールが決まりました!

 

この出来事から、「おにごっこ」にも6人いれば6通りのルール・遊び方があるということ、集団(6人)でやろうとした時に思いや考え方の違いで衝突してしまうことはあるということ、そのような時は他者の思いを知って(話し合って)どうしたらいいか考えるということの大切さ等、人とやりとりする上での大切なことを考えることができました✨

このような出来事は、学校生活や社会生活でも起こり得ることではないでしょうか。

学校、部活動、習い事、就職先、、、今後もいろんな集団の中で生活していく子どもたちにとって人とやりとりする力は大切なことの一つだと思います。実際に私も学生時代を経て社会人となり、実感することもありました💪

 

おにごっこの話に戻りますが、この6人は、この後、自分たちで決めたルールをもとに、楽しそうな表情でおにごっこをしており、6人全員で解決することができました🌟困った事があった時に、話し合って解決する等の乗り越える力を育めるよう、色々な遊びや活動を通して、今後も子どもたちと一緒に学んで感じていきたいと思います💪

 

放課後等デイサービス おひさまぷらす 守田