早いものでもうすぐ12月ですね。この1年もコロナ禍で感染予防を意識しての生活でした。
やっと行動制限が緩んできたところでまた、第8波の声も・・・
コロナ禍でコミュニケーションや色々な経験の機会が制限され弊害もあります。
それは、誰もが感じている事でしょう。
ある日、TVの番組で高校生の3年間の特集がありました。
まさにコロナ禍の3年間、大事な青春の3年間を振り返っていく内容の番組でした。
親しい友達との語らい、勉強、部活に明け暮れた大昔の私の青春を思い出しながら観ていました。
しかし、「入学式あった?」「体育祭あった?」「修学旅行いった?」の問いかけに暗い表情の生徒もいました。
確かに私たちも「可哀そうだよね。」と口々に話す事も多々ありました。
引き続き、生徒たちが作った映像が流れ、そこには明るい、笑顔で入学式も修学旅行も出来なかったけどこれが私たちの「青春の3年間」と語り、ダンスで振り返って表現されていました。
今、起こっている事に不平不満を持つよりずっと素敵な考え方で私もTVキャスターも健気な姿に感動し涙が出ました。
学園でも学校でも少しづつ、行事や外出が緩和される中、子ども達との生活では、
できなかったと悲観するのではなく、こんなことも、あんなことも出来たねと明るく話していける様、充実した日々を工夫しながら提供していきたいと思います。
残りわずかな2022年ですが、目をそむけず頑張って行こうと思います。
入所部 山下