若草学園の実践ブログblog

感謝の気持ち

カテゴリー:若草学園の実践ブログ

 今年も早いもので、残り1ヶ月となりましたね。年齢を重ねていくごとに1日1日が早く感じると共に、体や心の変化を感じるようになりました。

 私事ですが、少し前に子宮の手術を受けました。5年前に受けた子宮がん検診で再検査の結果が届き、紹介された総合病院を受診しました。それからは半年に1度検査を受けていましたが、昨年から検査の結果があまり良くなく、半年から3ヶ月、2か月、1ヶ月と検査の頻度も増えていきました。8月に受けた検査の後、「このままにしておくと癌化する可能性がある為、早く手術を受けた方がいい」と医師から手術を勧められました。検査の頻度が増えていくにつれ、手術の可能性があることを考えてはいたものの、現実になると頭が真っ白になりました。

 私には18歳になる娘がいます。今年で18歳になったとはいえ、私にとってはまだまだ子ども。受験や、部活では高校最後の大きな大会を控えていたこともあり、今が大事な時期だからと正直躊躇う気持ちもありました。仕事でも先生方に迷惑を掛けてしまうかもしれない・・・。複雑な思いを家族や友人、職場の先生方に相談した結果、手術を受けることを決心しました。早くに見つかったこともあり1泊2日の手術でしたが、今まで大きな病気や怪我をしたことがない私にとっては不安しかなく、何よりも術後の病理検査の結果が悪かったらと考えるとなかなか寝付けず、頭から離れない日々が続きました。手術前の検査や麻酔科の先生との打ち合わせで仕事を休むこともあり申し訳ない気持ちでしたが、先生方からの温かい言葉に心が救われました。手術は無事に終わりましたが、術後1ヶ月以上出血が続き、貧血や眩暈で体調が優れないこともありました。病理検査の結果の説明を受け、早期に手術を受けて良かったと思いました。今は月に1度受診し、経過を見ているところです。

 今回の経験を通して、改めて「支えてくれる人の存在の大切さ」や「命の大切さ」を感じました。支えてくれる人がいるからこそ今の自分がいること。そして当たり前と思って過ごしている日々は、当たり前ではなく、有り難いことなんだと改めて思いました。

 今は携帯で簡単に調べられる時代。インターネットで色々と調べては、落ち込んだり悩んでいる時は良くない情報が残り不安になりがちですが、「人生は1度きり!物事をポジティブに捉え、明るく過ごしていこう」と考え方を転換することにしました。

 支えてくれる人たちがいるからこそ今こうやって過ごせていることに日々感謝し、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

↑これは療育キャンプ当日に放デイスタッフで撮った写真です。大切な仲間と一緒に楽しく仕事ができることに感謝です。

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 宇藤