若草学園の実践ブログblog

新年を迎えて…

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明けましておめでとうございます🎍

2023年もひとつでも多くの子ども達の“できた”に満ち溢れた笑顔が見られるように努力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、毎年ですが私は年が明けると年度末までのカウントダウンが始まり、4月の進学・進級に向けてラストスパートのような気持ちになります。それぞれのお子さんの課題に向き合い、お子さんの力を伸ばし、新たなステップに進んだ時に、持っている力が発揮できるよう支援をしていきたいと考えています。特に、就学を迎える年長さんはおひさまを卒業していくお子さんも多く、卒業後の成長を近くで見守ることができません。そのお子さんにとって就学までに身につけておきたいスキルや伸ばしておきたい力を見極め、週1回という言語訓練の限られた時間の中で、どのように関わっていけば効果的だろうかと頭を抱えることもありますが、答えはお子さんが教えてくれることがほとんどです。

お子さんの反応や言動がヒントになることも多く、訓練中の主導はこちらにありながらもお子さんの視点や視線でプログラムを組み立てていくことが大事だなぁと感じています。いろいろと考え、挑戦しながら、思考錯誤することもありますが、一緒に課題を乗り越え、達成できたときのお子さんの笑顔や表情は何ともいえない喜びがあります。そして、私自身もお子さん一人一人との出逢いや経験を通して成長させて頂いています。この仕事を続ける限り日々勉強です!感謝の気持ちを忘れずに、これからも日々、努力していきます!

 

1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」といわれるように時間の流れが早く感じ、あっという間に新年度を迎えます。一日一日、お子さんとの時間を大切に過ごし、兎年のように「跳躍」できる一年にしたいと思います🐇

 

児童発達支援センターおひさま 言語聴覚士 佐藤朱加