3月におもちクラスの年長さんがおひさまを卒業して、寂しさを感じていたのも束の間に、新年度となり早くも2ヶ月が経とうとしています!
新しいお友達との出会いもあり、令和5年度のおもちクラスがスタートしました
今年度から、おもちのお部屋のレイアウトが変わりました
これまで部屋の壁に位置していた子供達の荷物棚が、朝来所時のテラス入り口から入ってすぐの目の前へと移動しました。これにより、来所してすぐに荷物の片付けから出席シール貼り、という一連の流れが自然に出来るという導線となっています。『お荷物片付けだよ』『シール貼りだよ』『遊ぶのは朝のお仕事が終わってからだよ』等といった細かな声掛けなくとも、子供達自らで動ける事が増えているように思います。子供達にとってわかりやすく、行うべき行動を導く為に周りの環境を整える事を構造化といいます。
構造化とは『身の回りの世界の『意味』をわかりやすくする事』で、物理的に(空間、配置、場所)、時間(スケジュール、プログラム)、視覚的に(視覚的指示等)、課題(手順表等)といった様々な種類の工夫により、子供達の好ましい行動へと導く手段となっています。
また、今年度新たに、少人数で3グループに分かれた個別プログラムを行っています
『認知』グループで、学びの基礎となる力を付ける為の土台作り、『S ST』グループで、感情の学びやコミュニケーション 力をつけること、『運動』グループでは、粗大や微細運動、協調運動、感覚統合、体幹筋力向上などに力を入れて、より丁寧に支援が出来るよう専門職の先生方を中心にチームでとりくんでいるところです。
子供達の成長の為に、わかりやすく丁寧に根拠をもった関わりを続けながら、子供達が沢山の『出来た!』を感じる事が出来るように支援を行っていきます。
今年度も宜しくお願い致します
児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 田代(吏)