若草学園の実践ブログblog

スタッフ研修会

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10月14日(土)に山鹿温泉リハビリテーション病院の満永先生をお招きし、スタッフの研修会を行いました。初回は8月に行われ、感覚統合の視点から、遊具の特徴とサーキット活動について学びました。今回は、前回の研修で学んだことを活かし、3つのグループに分かれてサーキット活動を考えました。サーキットを完成させるまでの時間は30分間!まずはどんな内容にするか、チームでアイデアを出し合います。私たちのチームは「スーパーマリオサーキット」をテーマに、「4〜6種類の遊びで設定する」「椅子2脚を交互に置きながら進む」という課題の中で、子どもたちがいかに楽しみながら達成感を味わえるか、様々な感覚に働きかけられるかを意識しながら内容を設定しました。アイデアを出し合った結果、

①跳び箱に乗り、天井から吊るされたキノコ🍄の風船にタッチしながらトランポリンへジャンプ!

②島を渡る

③トンネルをくぐり、トンネルの中にあるコインの数を記憶する

④バランスボールをクッパ(スタッフ)と押し合い、クッパを押し出す

⑤バランスに座って魚釣りをし、プクプク🐡など海のキャラクターをゲットする

⑥椅子に立ち、2脚を交互に置いていきながら落ちないように進む💺💺

⑦3種類のカードの中から、トンネルの中にあったコイン💰と同じ数が書いてあるカードを選んで取る(正解するとカードの裏に書いてあるピーチ姫をゲット)

⑧ゲットしたピーチ姫と一緒にゴール🚩

という内容にしました。

また回数を重ねる毎に、風船の高さを高くする、島の間隔を広くする、釣る魚の数を増やす、カードの枚数を増やす等、難易度を上げ、変化をつけていきます。

サーキットには、

*姿勢保持力・姿勢調整力(バランス)を高める

*自分の体を使いこなす力を高める

*固有感覚・前庭覚・触覚を満たす

等の効果があります。また、順番を待つ、友達がしているのを見ながら行える、楽しさを共有できる等、集団行動の経験を促すことができます。

コロナの影響もあり、ここ数年の研修は、ZOOM等のオンラインがメインになりました。実際に見て学ぶ、体験する機会が少なくなりましたが、今年度は集合形式の研修が増え、嬉しく思っています。

研修は学びがたくさんあります✨研修で学んだことを活かしながら、子どもたちが「チャレンジしたい」と思えるような、ワクワクできる遊びをたくさん提供していきたいと思います!みんなで楽しみながら力を付けていきましょうね☺

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 宇藤