令和6年能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
コロナ収束と共に、久しぶりにお正月の帰省を果たされていた方も多かったのではないかと思います。しかも、お正月の夕方ともなれば、家族でおせち料理を囲んで、一家団欒の楽しい準備をされていた頃だったことでしょう。熊本地震で同じ境遇を味わった者としては、決して他人事とは思えず、あの時にフラッシュバックし、いたたまれない気持ちでいっぱいです。
これから、時代が大きく変わっていく新たな未来と共に、様々な地殻変動、自然災害との共存の仕方を真剣に考えていかなければならないことを痛感しました。
子どもから大人まで、障害のある人たちへの相談支援を行っている立場としては、地域で共に暮らしている障がいのある方々の生活の様子を見ています。生の声(困り感)を聴き取り、自治体や地域社会に伝えることも役割として担っています。何かがあった時に、思い出してもらえるような、頼りになる相談員でありたいと思います。また、ひとりひとりの話しに耳を傾け、何を求められているのか、心して相手の立場になって傾聴することを大切にします。今回のような災害時には早急に対応できるように、毎年の聞き取りを疎かにせず、準備していきたいと思います。
能登半島沖の皆様の安全と被災地の一日も早い復興、そして被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
令和6年1月2日
相談支援センター いちばん星
センター長 伊豆野良栄