新年度が始まり1ヵ月が経ちました。私たち相談支援専門員の年度始めの業務の一つとして、放課後等デイサービスの利用が開始になった小学校1年生と、学校を卒業されて成人の障がい福祉サービスが開始になった利用者の方への、1ヶ月ごとのモニタリングが(3ヶ月間)あります。ご利用中の様子を見学させて頂いてご本人や支援者の方にお話しを伺ったり、ご家族にお聴き取りさせて頂き、サービス等利用計画書の支援目標の達成度やニーズの充足度、今後の課題と解決方法について情報を整理しながら報告書を作成し、市町村役場に提出しています。
サービス等利用計画は、将来の希望や今後やりたいこと、今困っている事、家族の意向をもとに課題を作成し、達成するために必要な支援目標を立てています。「課題解決のための本人の役割」の欄もあり、得意なことやこれまで成功してきたことを振り返りながらどうすればうまくいくか支援者の方にもアイディアを出して頂いて、家庭での環境作りや関わり方を一緒に考えることもあります。
先月のモニタリングでは、小学校生活のリズムに慣れるようにとご家庭で取り組んでおられ、1年生になってから自分でできる事が増えた、というお話しをたくさん伺いました。改めてご家庭での関わりの大切さを感じたところです。もちろん、うまくいく事ばかりではなく、できていた事もできなくなる事はあります。成長とともに別の課題も見えてくる為、またお話しを伺って、解決するためにはどうしたらいいか一緒に考えていきながら、自立に向けたサポートをさせて頂きたいと思っています。
新しい環境に少し慣れてきた頃に連休に入り、休日モードから平日の生活リズムに切り替えることが難しいかもしれませんが、お休みをしっかり楽しんでまた頑張りましょう。
相談支援センターいちばん星 太田黒