偏食があり食べられるものが少ない児童がいます。職員さんからの提案で肉や魚等の主菜やサラダ等の小鉢を少し提供し、食べてくれるものがないか試してみましたが、口に運ぶこともなく、どれもだめでした。今日もだめか・・・と思いながら、食べてくれなくても、においを嗅いたり、じーっと見たりと、何か興味を示してくれるものはないかなと悩んでいました。
そんななかでも本人の身長は伸び、日々成長しています。手っ取り早く栄養を摂取してもらうには、たんぱく質やカルシウム・鉄分が強化されている栄養補助食品はどうだろうかと思いました。とはいっても、本人が食べてくれないと意味がありません。
許可をいただき、職員さんの協力のもと、本人が好みそうなプリン味の栄養補助食品をドキドキしながら提供すると、食べてくれました!ほかにも鉄・カルシウムが強化されているクッキーやウエハース、イチゴやバナナ味のドリンクも受け入れてくれました!!
現在は今まで食べていたものにプラスして補助食品を日替わりで提供していますが、本当は肉や魚、野菜から栄養を取ってほしい、ほかにも美味しいものがあることを知ってほしいと思っています。目標は「厨房で作った料理を食べてもらう」です!
目標達成に向けて、少しずつでも食べられるものを増やしていけたらと思います。
入所部 丸山