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「知ること」から始めてみよう!

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今年度が始まり、あっという間に3ヶ月が経ち、もうすぐ子どもたちにとっては楽しみな夏休みがやってきますね!我が家の小学一年生の息子も初めての夏休みにワクワクしています🌻

 

さて、今年度より菊池圏域の療育に関する会議等に出席させて頂くことが増え、新たな学びの機会を頂いています。これまでも自分なりに制度のしくみや報酬について、地域の社会資源などの情報などを得ていたつもりではありますが、まだまだ知らないことが多く、勉強不足を痛感しております。

 

先日、大津町の療育事業所を対象に専門職の交流会を開催しました。

初めてお会いする方も多い中、以前同じ職場で働いていた方との再会もあり、地域の中でのつながりを感じました。

交流会では各事業所の取り組みや現状、悩んでいることや工夫していることなどの情報交換をすることができました。まだまだ、緊張感のある会ではありましたが、今後もこのような機会を設け、関係作りをしていきたいと思います。

コミュニケーションや連携を図っていく上で、「知らない」ということがハードルを上げているのだろうと改めて感じました。「知っている」、「お話したことがある」という顔の見える関係を作ることで、コミュニケーションがとりやすくなるだけでなく、より質の高いものにもなっていくのだと思います。

まずは、地域の中で「どこにどんな職員さんがいるのか」、「ここの事業所はこんな強みを持っている」などお互いのことを知り、情報を共有したり、悩みを相談することで、参考にできることを取り入れながら、お互いそれぞれの事業所の強みを活かしながら、地域の療育の質の向上を図っていけたらと思います。ひとりの力、ひとつの事業所でできることには限りがあるかもしれませんが、お互いを支え、力を合わせることで可能性は広がると思います。決して、簡単なことではなく、時間もかかると思いますが・・・。

その一歩として「まずは知ることから始めてみよう!」と人見知りな自分自身を奮起させています!

 

日々、私たちの生活を取り巻く環境は変化していきます。その時代や社会の流れに応じて、「私たちに求められていることは何なのか?」、「今、私たちにできることは?」、「何か工夫することでできることはないか?」などと常に見つめ直しながら、限られた子どもたちの成長の時期に有意義な時間が過ごせるように向き合っていきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 言語聴覚士 佐藤朱加