早いものでもうすぐ師走ですね。多くの小学校では持久走の練習が始まっているようです。学年が上がるごとに距離が延び、得意な子と苦手な子の差が開いていきます。走ることが苦手な私にとって、持久走の授業は苦痛でなりませんでした。早くオトナになりたい!と思いながら走っていましたことを今もでも覚えています。
先日のサービス担当者会議で、ある事業所の方から持久走の練習が始まってから、子どもたちの情緒が不安定だ、と言う話しを伺いました。理由がわかると周りの大人が対策をとることができます。自分から「今日は〇〇したから疲れている」と伝えられればいいのですが、自分が疲れていることの認識が難しく、イライラしたり甘えん坊になったり、夜になると眠気も加わり益々コントロールが難しくなるものです。
私なりの対策として、今の状態は一旦目をつぶって「眠そうだけど大丈夫?」「今日の体育きつかったろ~」などの声がけをして、まずは話しを聞き出してみます。話しているうちに少し元気になることもあれば、詳しく話してくれないこともありますが、こちらも具体的な理由がわかると、愛しい気持ちになるものです。もちろんそんな余裕のある日ばかりではなく、逆にこちらのイライラが、家族全体に広がるという最悪な事態になることもあり、体調が悪い時や疲れている時は要注意だと感じています。
娘も私と同じで持久走が苦手なので、しばらくは調子が悪い日があるだろうと覚悟しているところです。
相談支援センターいちばん星 太田黒